家庭介護の食事
家庭で介護をするときに、気になる事項としては、食事の問題があると思います。
味付けはどのようにしたらいいのか、献立などはどのようにしたらいいのか、ということが気になるのではないでしょうか。
家庭介護をする場合は、もちろんそこで暮らしてきた老人が介護されることになるのが基本だと思われます。
ということで、食事については、介護される老人にとって食べやすいものである、ということが基本です。
入院したり、介護施設などに入って問題になる食事のことを考えてみると、慣れないものに手をつけない、という傾向が見られます。
食べなれているもの、食べなれている味がやはり老人にとってはいいようです。
ですから、それまでどのような食事や献立を好んできたか、ということを基本にしながら、油を控えめに、とか、食べやすい大きさや固さに変えてみる、などの工夫を加えるようにしましょう。
また、盛り付けの工夫をして、いろどりをよく見せることで、敬遠しがちな料理にも手をのばす、ということもありますので、こうした面も工夫してみましょう。
栄養のバランスを考えることはもちろん大切ですが、一番いいのは、介護される人がストレスを感じることなく、食事が楽しい、と思うことです。
食べることを拒否するようになると怖いので、その人の好みをよく考えて献立を組み立ててあげましょう。
本人が好んで食べられれば、パン食なども進んで取り入れていいと思います。
野菜類を多く取り入れるようにし、便通などが滞らないようにすることは大切ですが、やはり食事の基本は本人がおいしいと思って食べられることです。
作ってすぐの料理のほうがおいしい、という場合もありますし、冷たくすることで食べやすくなる、というものもあります。
どのような温度で食事を提供するか、ということも、よく食べているときなどをチェックすることで把握することができます。
介護される人が好む温度や量、盛り付け方などを工夫してあげるようにしましょう。
ただし、あまり細かいことばかりを気にするのではなく、楽しい食事になるように組み立ててあげましょう。
病気などによって食事に指導が必要な場合には、医師などの専門家に相談しながら進めるようにしましょう。
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