家庭介護の心得
老人の介護には、施設で介護してもらう方法もありますが、在宅介護、家庭介護といって、それぞれの家庭で介護をする、という方法があります。
その場合、どのような心得を持って介護に臨めばいいのでしょうか。
家庭介護では、まずは老人介護の心得をつかんでおくことが大切になります。
それでは、老人介護の心得をおさらいしてみましょう。老人の介護では、親切にする、ということを第一に考えなくてはなりません。
なかなか自分の気持ちを素直に伝えられない老人も多いですから、自分だったらどうしてほしいだろうか、ということを想像し、かゆいところに手が届く介護をしてあげることが基本です。
また、なにをしてほしい、という要望が老人にある場合は、まずはゆっくりと耳を傾けてあげましょう。
よかれと思ってやってあげることでも、それが老人にとって嬉しいこととは限らない場合があります。
まずは介護する相手が要望を言いやすい環境を作ってあげること、そして話に耳を傾けて、聞く姿勢を作ってあげることが大切です。
介護をしていると、感情のすれ違いが起こることもあります。
介護をする自分にも感情がありますし、疲労もありますから、それがすれ違うこともあります。
そんな時、仲直りをするきっかけは、介護をしている立場の人が先に作るようにしましょう。
感情のすれ違いを恐れてぶつからないようにするのではなく、たとえぶつかってしまっても、きっかけは作って仲直りをしよう、としておくことで、お互いの信頼関係が確かになる部分もあります。
また、介護する老人との間の信頼関係では、やってほしいことを待たされたりすることが妨げになる場合もあります。
やってほしいのになかなかやってくれない、という感情は、積もっていってしまうものです。
自分で自由にならないから介護をする人にお願いしている、ということもありますので、できるだけ待たせないように、そして待たせた場合には、一言謝ってあげるようにするだけで、介護される人の感情も和らぐそうです。
家庭介護で大事なことは、このような感情の面もありますが、物理的な面で言うと、できるだけ寝たきりにさせない、ということがあります。
たとえばトイレなども、自分で起き上がってできる場合にはできるだけトイレを利用させるようにしましょう。
寝たきりになれば、それだけ筋肉が至るところでおとろえてしまいます。
それは介護される人にとってもいいことではないのです。
できるだけ、できることは自分で、ということを基本にするようにしましょう。
また、家庭の介護では細かい事故に気をつけましょう。
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